トヨタは、これが水素エンジンと電気モーターの両方で駆動する世界初の車両になる可能性があると述べた。
トヨタ自動車は、環境に優しい車両開発への多面的な取り組みの一環として、オーストラリアの公道で新開発の水素電気ハイブリッド車の試験走行を開始する計画を発表した。この日本の自動車メーカーは昨年からオーストラリアで水素燃料車の試験走行を行っており、2025年初頭にハイエースバンの水素電気ハイブリッドバージョンの試験走行を開始することを確認した。
トヨタは、これが水素エンジンと電気モーターの両方で駆動する世界初の自動車になる可能性があると述べた。同社によると、このハイブリッドシステムにより、水素のみで走行する場合に比べて走行距離が20％延長され、250kmとなり、CO2の排出はほぼゼロになるという。
このハイブリッドシステムは、純水素自動車の航続距離に関する懸念や、多くの国で問題となっている水素燃料補給ステーションの不足を軽減することも目的としている。
トヨタの中島裕樹副社長は声明で「お客さまが近くに水素ステーションがない、燃料費が高いなどの問題に悩まされているのは事実だ。水素社会の実現に向けて粘り強く取り組んでいきたい」と述べた。
ソースから ただ自動
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